6月13日の稽古後の戸川先生のお話より。


「先日の稽古での話を覚えていますか?
今日、そのことを意識して稽古をした人が
どのくらいいるでしょうか?

自分のことを思って言ってくれている。
その話をきいて自分のものにしなければ、
いつまで経ってもかわりません。


話をきくということには、
四つの要素があります。

①耳で聞く
物理的に耳で声を聞くこと。

②目で聴く
相手の目を見て、理解しようとすること。

③体で聴く
体を相手の方に向け、話を受け止めること。

④心で聴く
五感を使い、何を伝えようとしているのか、
頭で考えながら、心で感じること。


全てができて、初めて『相手の話を聴く』
ということです。
頭で考えたこと、心で感じたことを
どのようにして生かすか。
そこが、工夫であり、努力です。」



稽古終わりの礼の前に、
いつもお話をくださいます。

親は子供たちの後ろで整列して
このお話を聴いています。
子供たちの聞く姿勢や態度に、
苛立つこともしばしば…。
胴紐を直しながら、垂れをごそごそと触りながら、
よそ見をしながら、姿勢を崩しながら…(-_-#)
聴いていないことがよくわかるからです。
前にいらっしゃる先生からは
より一層よく見えておられることでしょう。


大切な話をあなた達の為に
してくれているんだよ!!


そして、親である私たちも、
自分のことを振り返りながら、
聞いているんだよ。
時に振り返らないと、
私たちも ふと おとしてしまうことが
たくさんあるから。
今一度、幾度となく、振り返る。

だから、自分の為だと思うから、
言葉を拾いたくて、
体が思わず前に傾く。

こんな機会、他では実はあまりないんです。
だから、一言もとりこぼさず、
あなた達にも、全身で心で聴いてほしい。
そう思っています。


ちょっと、熱くなってしまった…。
たくさんの子供たちが
読んでくれることを願って。